その日を境に、人類に光は無くなった。
突如出現したシャドウという謎のクリーチャーによって人類の大量虐殺が始まったのだ。
最初のシャドウであるエビルは大量のシャドウを率いて脅威的な生命力と回復力、そして圧倒的な力で人類を追い詰めていく。
絶望
、憎悪、孤独、人間の負の感情が出現の原因だとされたシャドウ。 その目的は何も分からなかった。
絶望の淵に立たされた人類だったが、夜にしか出現しないシャドウを見て太陽の光が弱点であるということに気づく。 その後、太陽の光と同等のエネルギー「ルミナ」という光を駆使した武器を開発し、改良を重ねていった。
武器の完成と時を同じくして、人間側はラディウスという対シャドウ組織を設立し所属するものをパージストと呼んだ。 そして、戦う力を得た人類はシャドウとの全面戦争をしかける。
多くの犠牲を払い、長く苦しい戦いの末に人類は勝利を収め、闇の時代は終焉を迎えた。
それから数十年後。
人間たちは原則として、太陽が出ている時間帯だけの外出が基本的となり、シャドウの残党を相手に日夜、パージストたちは戦っていた。
エビルが開いた闇の時代から、少しずつ人類の傷は癒え、平和な世界になってきた......と、誰もがそう感じていた。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-03 20:01:44
207026文字
会話率:41%
これは、遠いどこかの世界の御伽噺
最終更新:2022-12-18 04:00:00
2296文字
会話率:15%
今からおよそ1000年前に主人公達が住んでいる世界(現界)とは別の世界で天使と魔族による大戦争が勃発。その当時の様子を記した歴史書は現代にも残り、それは歴史の教科書にも掲載され有名になるが、それが何を示しているのかは現代になっても解明されて
いない。
そして物語の5年前にも戦争の余波を感じた天使族達は人間に力を与えて、戦いを有利にしようと試みるが現界に行くことに失敗。しかし、一瞬に開けた小さな穴から天使族の力だけが現界に放出。それにより少人数であるが、天使の力に目覚めた者がいた。
そして現代。再び戦いの余波を感じた天使族は今度こそ多く人間に力を与えて、戦いに勝つために天界と現界に大きな穴を開けて現界に到達。紅太郎や花香に力を与える事に成功した。だが、それを見計らって魔族のエリート軍隊であるダーク・ウィングもその穴から現界に侵入。その衝撃で大きな突風が起こる。天使達は現界に侵入したダーク・ウィングを倒すように紅太郎達に言う。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-03 23:58:39
107362文字
会話率:37%
500年以上生きるドラゴンこと覇竜が人間の冒険に憧れ、人化魔法を開発する。さっそく人間の姿になって冒険に出るも理想と現実のギャップに苦しめられ、人間の悪意を間近に見て「人間になるんじゃなかった!」と後悔もするが、リーゼ・トランスロッドとの出
会い、仲間との出会い、そして覇竜の心に芽生える感情。様々な経験を含めて冒険だということを学んでいくのだった・・・。
第一章 魔竜編
覇竜が人化魔法で人間の姿に変身したリュウはリーゼ・トランスロッドと出会いを経て、ジランド王国でDランク冒険者として登録する。その過程でリーゼの率いる瞬光の戦乙女チームに入り、新入り冒険者として色々学ぶ。そしてリュウのいる人種差別なきジランド王国は、奴隷を多く所有し、覇権統治を企むディモール王国と戦争するのだった・・・。
第二章 暴竜編
400年前に暴竜に滅ぼされたルクテシア王国の調査を命じられたリュウたち。だが、そこはアンデット系魔物の巣窟。調査は名ばかりでリュウの持つ光魔法で排除しろということだ。リュウたちは亡国ルクテシア王国に向けて旅立つが、同時に闇に蠢くダークの存在が・・・。
第三章 神竜編
ジランド王国は度重なる戦争で財政難に陥った。そこでカインズはフトッチョを出し抜き、蜥蜴族が住む鉱床の独占契約に動くべく、リュウたちを送り出した。リュウたちはフトッチョの妨害工作に遭うも乗り越え、フトッチョを追い詰めた。だが、フトッチョは魔物化の玉で魔物に変身した。その魔物化の玉がダークの手により作られたものだと知る。その時、北の大陸・セイクリッド王国にダークの魔の手が伸びるのであった・・・。
最終章・覇竜編
ストーリーの進み具合で掲載予定。
☆作者・あーろんからのメッセージ☆
150話前後で終わらせるようにします。完結したら、改稿をします。それまで改稿せずに突っ走るので拙作にお付き合いください。(時間があれば改稿します)
9/27最終章・覇竜編は二十話前後で終わらせます。更新頻度遅くてすみません。
1/24 144話一部改稿しました。最終章もラストが見えてきた・・・気がします。更新頻度遅くてすみません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-10-02 20:38:49
563180文字
会話率:54%
戦争によって四肢を欠損させた人間種最強の魔術師は、消え入りそうな声で、魔物と称される青年アルマに告げた。
「灼熱の炎を、膨大な水を、鋭利な風を、轟く雷を、響く地面を。人間が思うがままに操作し、魔力と言う目の見えない事象によって、片手のみで
その力を操る。おかしいとは思わないか?」
まるで世界が狂っていると告げた彼の言葉を、まともに受け止めないながらも、世界への疑いを持ってしまったアルマは、自らの出生の秘密を含め、世界の真実を暴くべく、行動を始める。
なぜ人は言葉一つで魔術と称される超常現象を扱えるのか。
なぜ魔物は人間を襲い、魔人を襲うことはないのか。
なぜダンジョンと称される戦いの場が設けられているのか。
なぜ彼には肉親がおらず、十一歳より前の記憶がないのか。
異世界ファンタジーの謎の全てに答えを見出す、重厚ファンタジー戦記開幕。
※縦組み推奨です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-09-13 18:00:00
48969文字
会話率:38%
?:この通信が聞こえるか?大変なことが起こった。とにかく、急いでくれ。
最終更新:2022-08-14 12:34:28
1131文字
会話率:62%
むかしむかしのこと・・・
世界にはふたつの勢力が並立していた。
ひとつは、
人々を希望に導く《光》こそが世界の在り方とする《光》の軍勢。
そしてもうひとつは、
太古の昔、本質的に人は《闇》から生まれたとする《闇》の軍勢。
世界
は『光』と『闇』の軍勢に分かれて、お互い一歩も譲ることなく争っていた。
指導者を必要とした『世界』は、 選ばれた血族に人智を超えた力ーーーーすなわち生きとし生けるものすべてを司る無限の力を授け、彼らに戦争を終結させた。
ーー《光》が勝った。
それは世界が存続できた事を意味する。
そして《光》を信じて生き残った人々は、
その意志を永遠に途切れさせないように《光》を模倣して、
世界を導く使命を負う者たちを新たに擁立した。
人々は、その人智を超えた存在のことを、
こう呼んで崇拝した。
ーーーーー『王』と。
『王』はこの世の【真理】・・・
すなわちこの世のあらゆる森羅万象を司る。
その能力は千差万別。
例えば、『大陸』と『海洋』
あるいは『理想』と『真実』
そして、『生』と『死』。
それらすべてを、『王』は操ることができた。
そして、その血族は今もこの世界のどこかに生きている。
それが「血族者」である。
『王』の血族はたったひとつの一族によって構成されるものではない。
選ばれた者…特定の資格を得た者が、『王』としての力を与えられた。
その血は、長い年月の中で、数多の分岐を繰り返し、派生する一族が次々に現れた。
やがてその『王』が集まって人間、魔物を問わず万物が平等な理想郷《文明》を形成した。
しかし文明に《闇》が生まれたことで、ある一人の男が文明を裏切り、滅んだ。
この作品は
https://nakagirigirichiyu5.wixsite.com/thefaith
にも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-03 00:15:06
126323文字
会話率:62%
征服戦争を推し進める魔導帝国と、反抗勢力の闘いが続く帝国首都。
故郷を失って異邦から流れて来たソーリャは、その街の酒場で働く孤独な女。ある時、絡んで来た兵隊から助けてくれた男と身を重ね、ささやかに暮らしていた。
しかし、そんな日々は唐
突に終わる。その男は、英雄となるべきさだめを負っていた……。
彼を追って現れる、もう一人の女。押し寄せる、武装兵。
迷宮のような路地裏で、銃が閃光を放ち、剣が闇を切り裂く。
大きな物語が、その男を中心に回り出す。
ソーリャは、ただの女。神秘の魔法も、身の丈を超える剣も、扱えない。
それでもなお、死地と化した路地へ飛び込むのは、男の窮地を救い、彼を首都の外まで導くため。
暗い世界には、闇をはらう太陽が必要なのだ。
これは、世界を救う英雄の……傍らを彩った『ただの女』の物語。
※この作品は『魔法のiらんど』さま、『ノベリズム』さま、『ノベルアップ+』さまに重複投稿しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-11 17:00:00
9802文字
会話率:45%
夜で固定された世界。
陽光で魔力を生み出す人類は、宵闇で魔力を生み出す魔族との戦争に敗北。
人類の生き残りは城塞都市を建造し、そこに逃げ込んだ。
それからどれだけの時が流れたろう。
人工太陽によって魔力を生み出すことも出来ない人間は、壁の外
に追放される時代。
ヤクモは五歳の時に放り出された。本来であれば、魔物に食われて終わり。
だが、ヤクモはそれから十年間も生き延びた。
自分を兄と慕う少女と共に戦い続けたヤクモに、ある日チャンスが降ってくる。
都市内で年に一度行われる大会に参加しないかという誘い。
優勝すれば、都市内で暮らせる。
兄妹は迷わず参加を決めた。自らの力で、幸福を掴もうと。
※最高順位【アクション】日間1位、週間2位、月間3位※
※カクヨムにも掲載※折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-06-25 23:55:55
860004文字
会話率:35%
夜の闇を人の形に切り抜いたような黒ずくめの男だった。
身にまとっているものも、長い髪も、冷たく光る瞳も、肌の色さえも・・・
その男の名はクリュフォウ・ギガロック。
リトギルカにとっては常に勝利をもたらす英雄。
アビュースタにとっては死神に
取って代わる存在。
その男を人々は「セイラガム」と呼ぶ。
畏怖の念をこめて。
セイラガムシリーズ第3弾です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-06-04 04:55:52
149349文字
会話率:26%
夜の闇を人の形に切り抜いたような黒ずくめの男だった。
身にまとっているものも、長い髪も、冷たく光る瞳も、肌の色さえも・・・
その男の名はクリュフォウ・ギガロック。
リトギルカにとっては常に勝利をもたらす英雄。
アビュースタにとっては死神に
取って代わる存在。
その男を人々は「セイラガム」と呼ぶ。
畏怖の念をこめて。
セイラガムシリーズ第2弾です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-04-16 20:27:39
140801文字
会話率:32%
夜の闇を人の形に切り抜いたような黒ずくめの男だった。
身にまとっているものも、長い髪も、冷たく光る瞳も、肌の色さえも・・・
その男の名はクリュフォウ・ギガロック。
リトギルカにとっては常に勝利をもたらす英雄。
アビュースタにとっては死神に
取って代わる存在。
その男を人々は「セイラガム」と呼ぶ。
畏怖の念をこめて。
セイラガムシリーズ第1弾です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-08-06 20:28:56
179892文字
会話率:24%
主人公レミリムは届け物を頼まれて近所の発明家の家へ。ある理由で発明家に興味を持たれるが、突然現れた死神から余命宣告を受けてしまう。
【アンジェネレート・バランス】主人公セイハはシスターを目差し女学院へ入学。礼拝堂にて異国の王子と魔王の呪い
で眠る女道化師に出会う。それは現代へ転生した魔王との戦いの幕開けで――。
【デスofヘアスティ・ラブァー】身寄りの無い主人公メデュラは援助者の理事長に大財閥の隠し子を探す事を頼まれる。転入した学園ではカップルを引き裂くという残酷なゲームが流行っていた。
【シアテクス~激情の聖女と嫌われ統治者の遊戯】主人公ラーナは公国を衛る戦士であり教会の聖女。思慕する公子の婚約者を拐われ、残忍な統治者のいる帝国と敵対する事になってしまう。
【光の女帝と醜い白鳥】白と黒の国が戦争を続ける乱世、主人公プティは森で目覚め、負傷した青年を見つける。
【破滅の灰城】主人公リューネは白き国の神に歌を捧げる光の巫女。彼女には許嫁がいるが黒の国の王子の従者ハミットに恋をしてしまった。
【正義の主贖~食物戦姫~】主人公エリルは幼い頃に珍しい眼が原因で捕まり、謎の男に救われた。そして新設された女軍に志願すると部隊長に選ばれてしまった。
【死の魔女は一度だけ生を与える】主人公リセン魔法学園留学でラヴェーナ、ロイヤレッタ、サフィと知り合い命運を供にする事になる。
【異境の少女と魔法使い】主人公アイネは魔法の国へ留学し、光と闇の派閥争いに巻き込まれる。
【森の魔女ビナスカ・ヴァルボン】主人公フォーユアは王姪だが魔力拒絶体質。身分を隠し魔法学園へ通う事になる。
【次期女帝だけど帝国級のアイドルを目指す】歌手や歌姫が魔力を作る帝国に住む平民アデラ=ピンキーは歌姫を目指す。
【異世界に召喚され花嫁に選ばれなかった余り者はどうしたらいいの?】
主人公ナナミは友人と異世界に行く。魔導一族の花嫁に選ばれる友人達。余り者のナナミは人間界へ帰るべく奮闘。
【魔王になった女子高生】主人公イエナは女子高生から女勇者となり魔王にとりつかれた。
【魔王脱走~三男×村娘/次男×王女】村娘のサレイナはなかば生け贄のように魔王の三男坊と結婚?※魔王×脱走×令嬢の続編。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-04-20 22:24:48
25894文字
会話率:46%
前作のサモンドスタールジェスト 果てなく続く光と闇の物語で、異世界に召喚された桐葉葵は、アナスタシア・マリー・ロマノフと運命の出会いをする。
互いに恋仲となり、結婚まで約束した時、ペトロ大公のクーデターによってアナスタシアは自ら命を絶つ事に
なってしまった。
そして異世界に転生したアナスタシアを見つけて、再びクロノスに戻そうとするのだが、アナスタシアだけが、何処とも知れない土地に飛ばされてしまったのだ。
そんなアナスタシアを見つける旅に出る葵達一行だったが、飛ばされて召喚されたアナスタシアは、葵に関する記憶をすべて忘れていたのだ。
葵とアナスタシアの恋の行方は……。そしてサーバントのスルーズの葵への思いが絡み合う中で、運命という荒波が、再び三人を激しく揺さぶろうとしていた。
サモンド スタールジェスト 果てなく続く光と闇の物語Ⅰの続きなので、いきなりサモンド スタールジェスト 果てなく続く光と闇の物語Ⅱから入ると理解しにくい所もあると思います。
サラリとサモンド スタールジェスト 果てなく続く光と闇の物語Ⅰをよんでいただけたらとてもうれしいです。
よろしくお願いいたします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-02-09 21:13:23
545559文字
会話率:40%
主人公・氷狩 誓矢(ひかり せいや)は普通の高校生。
ある日、誓矢の通う学校が正体不明の怪物に襲われてしまう。
為す術もなく怪物の爪にかかっていく生徒たち──だが、その時、誓矢に謎の力が発現した。
両手に現れた青銀色の銃。そして、
その銃から放たれる強力な光線で、あたりの魔物を一掃してしまう誓矢。
北欧神話に残る伝説の神狼──フェンリルの強大な力。
それはこれから始まる世界を超える大戦争のはじまりでもあった。
「自分たちは大人たちに利用されるために戦っているんじゃない! 我々は自分自身の意志で戦う──それがあたりまえじゃないか!」
力を発現させたのは誓矢だけではなかった。誓矢の力からは数段劣る下級神族の力ではあったが、同世代の多数の学生たちも不思議な力を手に入れ、怪物たちへと立ち向かうことになる。
特に誓矢たちの学校でリーダーとなった霧郷 深津夜(きりさと みつや)は、自分たちを選ばれた存在と位置づけ、学校を拠点とした独立勢力として立ち上がることを強行に主張し、実行する。
だが、誓矢は霧郷の主張には同意できずにいた。
ただ、襲い来る怪物たちから、抵抗する術をもたない人々を守る──そのためだと自分に言い聞かせて、仲間たちとともに戦いの日々に身を投じていく。
国や公権力による度重なる介入、日毎に増えていく避難民たちの保護、同じ力を発現させた学生集団との軋轢など、様々なしがらみも発生し、誓矢ら生徒たちは緩やかに追い詰められていく。
そんな中、ついに業を煮やした霧郷が独立を宣言し、同時に日本各地で戦っている学生たちに蜂起を呼びかける。
「怪物たちと戦っているのは自分たち学生なんだ! だからこそ、選ばれた学生たちを中心に統治機構を変更しなければならないんだ!!」
大混乱に陥る日本、そして、同時に突如発生した怪物たちの大規模侵攻。
指揮が分散され、学生たちや各組織の連携もままならず、人々は襲い来る怪物たちの大軍に次々と飲み込まれていく。
絶望の闇が覆い被さろうという中、ついに誓矢は決意する。
「この脅威を取り除くために僕は戦う──それが神々が相手だとしても」
この物語は、神の力を得た少年が、学校や国だけではなく、ついには神々との戦争へと挑み、戦い抜いていく──そんなお話。
※この作品はカクヨムにも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-02-05 20:00:00
145835文字
会話率:41%
『聖女転生物語』の1000Pt達成記念も兼ねた短編です。
番外編『英雄・カルヴァン・タイターの日常』より少し後のお話で、『紅い瞳の奴隷騎士は、少女のために命を捧ぐ』の後日談でもあります。
『聖女~』既読、『紅い瞳の~』既読→何の問題もあり
ません。以下を読み飛ばし、本編からどうぞ。
『聖女~』既読、『紅い瞳の~』未読→最終話付近の内容がチラッと出て来るので、ネタバレ絶対許さないマンは『紅い瞳の~』を読むことを推奨。まぁ大丈夫!っていう方はこのままどうぞ。
『聖女~』未読、『紅い瞳の~』既読→以下の注意書きにさらっと目を通せば、話の理解自体は可能です。ロロとミレニアのその後だけが知りたい!という方はどうぞ。でも、過去作を読むと、よりキャラや小ネタのわかりみが深いですよ!
※注意書き※
時代背景
神の化身が建国した”クルサール王国”の、王都歴593年。唯一神エルムを信仰するエルム教が支配する大陸一の国家では、時折初代王クルサールと同じく、身体に光る”聖印”が浮かぶ者が生まれ、”聖女”あるいは”聖人”と呼ばれて神の化身と崇められていた。
登場人物
イリッツァ・オーム(16歳)
→”聖印”が瞳に浮かぶ、聖人リツィードの死後十五年ぶりに現れた聖女。リツィードの生まれ変わり。敬虔なエルム教徒で、リツィード時代に徹底的に親から聖人としての教育を施されたため、個の願望を持つことなく民のために己の全てを擲つことを最大の美徳と考えている。色々あって、カルヴァンと婚約中。
カルヴァン・タイター(31歳)
→王国騎士団長。リツィードの死後、王国を魔物から守り続けた英雄。1年前の帝国との戦争で総大将を務め、評判はさらに鰻登りだが、当時15歳のイリッツァとの婚約を発表し、所構わず溺愛する姿から、幼女趣味疑惑をまことしやかに囁かれる。16年前に死んだリツィードの幼馴染であり親友。父は王国出身だが、母はファムーラの出身。王国民の癖に神を一切信じていない特殊な男。
リツィード・ガエル(既に死亡。享年十五歳)
→イリッツァの前世。闇の魔法使いの策略で火刑に処されるも、操られた国民を許し、国家を救った”稀代の聖人”。火刑に処されるまでは両親の意向で、己が”聖人”であることを隠して生きていた。正体を隠していたころは兵団に所属し、大陸最強の剣士として名を馳せていた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-01-23 16:06:50
9594文字
会話率:54%
人間と吸血鬼が戦争を繰り広げる世界。戦地から遠く離れた田舎、クローゼ村で生まれ育った青年レクスは、首都の大学へ進学する為に毎日教会に通って勉強に励んでいた。
全ては戦地に向かった婚約者、ライラを支える為。彼女は吸血鬼を屠る力を持つ『ダ
ンピール』であったがゆえに、十五歳の時に兵士として首都に招集されてしまったのだ。
あれから五年。再会の機会に恵まれた二人だったが、レクスはライラが自分以外の男との行為に耽っている姿を目撃してしまう。男の名前はヴィクトル。ライラと同じダンピールで、性格は問題が多いものの数多の吸血鬼を打ち倒してきた歴戦の強者である。
ライラの裏切りを糾弾しようとしたレクスだが、ヴィクトルの返り討ちにあってしまい村中から見放されて殺されかけてしまう。
人間の欲望に絶望しながら死に瀕するレクス。そんな彼に唯一手を差し伸べたのは、夜の闇の中でも美しく映える真紅の吸血鬼であった。
「私の目的はただ一つ。科学というガラクタをひけらかす人間達に、再び『神』の威光を思い出させること。人間であることを捨てて私の『隷属』になるなら、きみの復讐に力を貸してあげよう」
最強の一角を担う『真祖』でありながら、狂おしい程に神を崇める吸血鬼の手を取って。レクスは自分を裏切った人間達に復讐することを誓う――
※
『カクヨム』でも公開しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-01-02 19:33:05
95528文字
会話率:52%
『──私の名前はテラです。起きてください、私の勇者様』
その言葉から物語は始まる。
突然受けた魔王軍の奇襲により、帰るべき村も、友人も、財産も……そして最後の家族であった妹さえも奪われた主人公は死ぬゆく意識の中で自身を呼ぶ声に応える。
自分を大地の精霊だと名乗る亡霊テラと、そんな彼女と契約して勇者となった主人公は魔王軍へと報いを与えるべく活動を開始していく。
まだ幼い子どもでありながら戦場を駆け抜け、復讐という危うい発言を繰り返す主人公を周囲の大人達が庇護し、導きながら……彼らに守られながら成長していく。
やがて勇者となる子どもの、酷く英雄譚とは程遠い成長譚の幕開け。
※段々と強くなっていきます。
※序盤は辛勝や敗北があります。
※最強主人公による無双というよりも、成長物語です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-10-10 01:48:08
192402文字
会話率:51%
前作の続き
第三部と
第四部の主人公の話
それと
オリジナルゲーム
二大勢力 戦争
それと隠し勢力 第三の。三つ巴
スマホアプリゲーム 防衛
オフライン可能
最終更新:2021-09-07 18:00:55
4994文字
会話率:0%
15歳の少女、アリスは特別な力を持っていた。
魔力0と判定されて無能だと嘆いていたが、実は宇宙を形作る「光と闇のエネルギー」を100億人の中で唯一両方持っていたために打ち消して0になっていたのだ。
これを使いこなせば、結構有能になれるのでは
?
あと私の出自になんか秘密があるんじゃないの?
軍隊として駆り出されてやるから、手がかりがある星に連れてって!
特別な力を持つ少女が自分探しの旅に出る、宇宙冒険謎解きファンタジー!!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-08-07 00:22:05
1014文字
会話率:5%
召喚によって娘が突然異世界に連れ去られた家族の
その後。
悲しみにくれる家族に娘が家出したと言う
心無いデタラメな世間の噂による仕打ち。
鬱になる妻、イジメにあう息子。
職場にまで興味本位のマスコミによる突撃取材。
召喚された娘も闇の住
人扱いで、戦争の道具にされていた。
娘以外の日本の若者達も戦争の道具として召喚されていた。
行方不明になる魔族領に行かされた召喚された人達。
自分達は光の民という異世界の人達。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-07-24 12:00:00
1909文字
会話率:71%
二見吾郎は親友の心を踏みにじった連中に復讐するため、ナイフを腰に忍ばせて登校した。
覚悟は決まっていたけれど、ターゲットの連中はどこか様子がおかしい。悪逆無道なやつらだったが、心変わりしたようにこれまで犯した罪を反省し、罪を償おうと努めた
。その努力は本物で、吾郎は面食らって復讐を実行に移す機会を見失ってしまった。
人々から攻撃性が失われ、世界は戦争が終結し、争いのない平和なものになっていた。
そんな世界で吾郎だけは変わることなく復讐心をたぎらせていた。
――今まで受けた非道な行いを改心したからといって許せるわけがない。
吾郎はナイフをターゲットの背中に突き刺そうとした。しかし、その瞬間、目の前が真っ暗になった。
暗闇の中でまばゆい光を見た吾郎は――折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-07-11 22:18:55
44572文字
会話率:40%